定義付け
・紗絵・・・睦が幼い頃に出会った少女。記憶障害をはじめ重い病にかかっている。
・さえ・・・くじらがいる世界にいるアホ毛の娘。現実には存在しない。
・くじらの少女・・・くじらの見える丘公園にいる無口な娘。
・くじらの世界・・・くじらが浮いてる世界。睦、紗絵を中心とした現実世界で睦に関わった人たちの望みを叶えた世界。
-過去-
・睦は幼い頃、名雲紗絵と出会い、一緒の時を過ごしている。
・紗絵は病弱。
・睦は幼さゆえ紗絵に無理をさせ、重い障害を背負わす。
・ショックを受けた睦は紗絵のことやその事件を記憶から封印する。
〜この間数年以上の時が流れる〜
・ここからプログレッシブ版ストーリー。
・記憶を封印した睦だが紗絵と再会。
・紗絵のことを思い出すが、事件のことは思い出さない。
・プログレENDで紗絵は病院から姿を消す。
・睦はそのことに絶望し記憶を再び封印。町を出る。
〜この間相当年の時が流れる〜
・ここから本編。
-久遠寺睦-
・幼い頃の体験から精神的病にかかっている。
・現実世界の睦は旅芸人ではなく、榛名学園に通うただの学生。
・現実世界の睦はあまり他人とかかわりを持っていない。
・胡桃や誠一郎と知り合って少しずつ心を開いてゆく。
・くじら世界の睦は旅芸人だがそれは幼い頃に憧れていたから。
・本編にくじらがいなかったり机の下で怯えるシーンがあるが、あれは現実世界の描写。
・机の下で怯えるシーンから睦のトラウマが重いものであるのが分かる。
-茂木美佳、茂木優佳-
・優佳は現実世界では存在しない。
・美佳は現実世界では一人娘である。
・優佳は美佳の憧れであり、ああでありたいと願う美佳の願望がくじら世界にシンクロして誕生した。いわばもう一人の美佳。
・優佳に美佳の優しさの部分を一部持っていかれているので現実世界に比べ、くじら世界では乱暴。
・現実世界では多少物腰柔らかになっている。
-榛原胡桃-
・現実世界の胡桃は眼鏡をかけていない。
・胡桃の性格が突然変わるのは現実の睦をくじら世界の胡桃に置き換えているから。
・その胡桃が変わっていくことで、自然と自分も変わっていく。
・終盤にしろたまがUFOになったりムスカがでてくるのは胡桃がアニオタだから。
・現実の睦にとって胡桃がアニオタだったことは衝撃だったらしい・・・。(でなければこのようなシナリオにはならない)
あの人に、暖かさをあげよう。
冷たい人にならない様に‥‥‥。
一つ目の鍵は「暖かさ」
-御影仁菜-
・間違えやすいが、仁菜は現実世界で眼鏡をかけているわけではない。
・眼鏡をかけた仁菜は幼少時代の仁菜。プログレッシブ版に登場しているところからわかる。
・複雑な家庭事情は現実の睦の家庭がそうだったから。(睦は両親が離婚、再婚をしている)
・体重が重い(といっても平均並ではあるが)のはくじらのかけらのせい?じゃなかったらちょっとショック。
・レイプ事件は取り返しのつかないことの象徴。実際に起きたわけではない。
あの人に、優しさをあげよう。
いつまでも人を思い遣れる様に‥‥‥。
二つ目の鍵は「優しさ」
-夢前春香-
・くじらの少女とスリーサイズが全て一緒。
・紗絵シナリオで春香が消えること、春香シナリオでくじらの少女の「身代わり」といった発言。
・一部立ち絵が酷似。
香倶耶シーン「春香に野郎呼ばわりされる」胡桃シーン「くじらの中」
・以上3点のことから紗絵=春香ということがわかる。
・現実世界の春香は姉として存在していたが、既に他界。
・くじら世界の春香の外見は現実世界の睦の記憶の中にある春香。
・だから春香は成長しておらず、くじら世界では妹ということになっている。
・くじら世界の春香は現実世界の睦が「紗絵の代わりになる支えを求める想い」と紗絵が「睦のそばにいたい」想いがくじら世界とシンクロして誕生した。
・春香の雰囲気が突然変わったり睦っちゃんと呼んだりするのは本当は「姉」であり「紗絵」であるから。
・春香がしろたまを生むのは睦の「紗絵を思い出したいという想い」から。
・舞台で目が見えなくなるシーンのくじらの少女が言う「あの人」は紗絵のこと。
・「雪蝉」では舞台、睦の記憶がごっちゃになっている。
・最後の春香は春姫と記してあるが、外見だけであり中身は紗絵。
・最後の春香の消滅は睦の記憶の象徴であり、春香の消滅=紗絵との思い出を表している。
・睦の「姉さん」発言は春香=姉は気づいたのだが、春香=紗絵は気づいていないから。
・しかし春香を選ぶことを決めたので、くじらの少女は役割を終え(詳しくは後述)くじら世界の出来事=現実となり紗絵は春香となって睦と生きていくことになる。
・つまり最終試験くじらという話全体から見てみるとBADEND。
あの人に、強さをあげよう。
くじけない様に‥‥‥。
三つ目の鍵は「強さ」
-名雲紗絵 名雲さえ くじらの少女-
・くじら世界は元々現実の睦が紗絵のことを思い出すために作られた世界。
・くじらの少女はくじら世界の中心的人物。いっちゃえば神。
・くじらの少女は春香シナリオで睦のことを羨望し、消えていく。
・よってくじらの少女は睦が「紗絵を思い出したい」気持ちがそのまま表れたもの。
・さえは、現実の睦が紗絵をイメージして作り出した、架空の存在。
・さえシナリオでさえは睦が思い出しかけてるところを止めようとする。
・よってさえは現実の睦の「封印した過去を拒絶する」気持ちと紗絵の「睦と一緒に幸せに過ごしたい」気持ちがそのまま表れたもの。
・さえは当然睦が記憶を取り戻そうとするのを嫌がる。
・さえ=くじらの少女=紗絵なのでさえは睦の記憶の手がかりになる者などを消すことができる。
・さえシナリオ後半で他のヒロインの記憶が消えていくのは睦が現実に近づいているから。
・拒絶するさえを振り切って記憶を取り戻した時、くじら世界は役割を終え、睦は現実に帰っていく。
・くじらの少女はあくまで睦に記憶を取り戻してほしいわけで、睦が記憶を取り戻さなかった場合、世界を崩壊させ、やり直すことができる。(デフラグ)
・デフラグした世界は消えるのではなく、現実とはなれたパラレルワールドと化し、そこの世界の睦はその世界を現実として生きていく。くじらの少女は再び新しい世界を作り出す。
・さえシナリオで睦はくじら世界が夢だと気づく。
・そして今まで他ヒロインと結ばれた記憶を思い出す。(ここらへんははっきりしないのだがデフラグが起きて、再び新しい世界が誕生する際、新しく誕生する睦の記憶にはデフラグが起きる前のくじらの世界の記憶が片隅に封印されているのだろう。そして少しずつ手がかりを手に入れていくのではないだろうか。でなければ鍵の意味がよくわからなくなる。ヒロインのことを思い出す理由もなくなってしまう。)
・睦が現実に帰ってくることで、他ヒロインもくじら世界の記憶を思い出す。
・くじらの少女がわざわざしろたまを出したり比喩的なことを言ったりするのは睦が自分で思い出さないと意味がないから。
・空に浮かぶくじらは睦と紗絵の思い出の象徴。(くじらの親子、しろたまストラップ)
あの人に、私の大切なものをあげよう。
道を違わぬように‥‥‥。
そしてあの人が、いつか、私の元へたどり着ける様に‥‥‥。
-神楽香倶耶-
・ガオガイガー。
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