リトルバスターズ!

  
☆Key
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☆踊る小いたるさん
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☆戦少女
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☆RitaLity*
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☆POSTMARCHEN
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ストーリー
8点
システム
8点
演出
10点
音楽
7点
萌え
7点
総合点
8点







プロローグ



  あの一番辛かった日々。

  毎日ふさぎ込んでいた日々。

  そんな僕の前に、四人の男の子が現れて、僕に手を差しのばしてくれたんだ。

  「強敵があらわれたんだ!きみの力がひつようなんだ!」

  そう彼らは訴え、僕の名を訊いた。

  「・・・なおえ、りき」

  「よし、いくぞ、りき!」

  一方的に手を掴んで、僕を引きずるように走り出す。

  「ね、きみたちは!?」

  転ばないように必死についていきながら、そう訊く。

  「おれたちか?

   悪をせいばいする正義の味方。

   ひとよんで・・・リトルバスターズさ」

  歯をにやりと見せ、そう名乗った。






  敵は、近所の家の軒下にできた、大きな蜂の巣だった。

  まさしく強敵だった。

  何度も返り討ちにあった。

  挫けかけた僕たちだったが、一番大柄な男の子が突然上着を脱ぎ捨て(なぜかは今もわからない)、

  陽動用のハチミツを素肌にべったりと塗ると、

  「後は、頼んだぜ」

  そう言って、仲間たちに親指を突き上げて見せた後、果敢に敵陣へと突っ込んでいった。

  当然のように無数の鉢に群がられた。

  それへ残るひとりが殺虫スプレーの先を向け、もうひとりが噴出口の真下にライターを添えた。

  「まさと、おまえのぎせいは忘れん!」

  声と同時にスプレーから火が放たれ、大柄な子の体がぼぅ!と燃え上がり、火柱と化す。

  「うおおぉぉおおぉぉ――っ!んなこと頼むかあぁぁぁ――――――っ!!!」

  燃えながらツッコミを入れるあの姿は今でも目に焼きついて離れない。

  直後、後ろでつまらなさそうにしていた子が、燃え上がる男の子を一蹴りで卒倒させ、

  さらに地面を転がるように蹴り続けていた絵も忘れられない(結局そのおかげで鎮火し、彼は助かったのだが)。






その後、消防車と救急車が駆けつける大騒ぎになった。

学校では校長室に呼び出され、叱られたりもした。

そこで僕は、彼らの名前を知った。

真人を蹴っていた鈴が女の子だと聞いて驚いたことも覚えている。



それが、僕らの出会いで、そしてそんなお祭り騒ぎのような日々の始まりでもあった。



ずっと、そうして彼らと生きていたら、僕はいつの間にか心の痛みも寂しさも忘れていた。

ただただ、楽しくて・・・

いつまでもこんな時間が続けばいい。

それだけを願うようになった。





リトルバスターズ!エクスタシーじゃないよ!
今までとは一味も二味も違う新たなるKeyの境地というものを見せてもらおうじゃないの!



相変わらず日常パート面白ッ!
特に筋肉の真人が面白いですね。これぞKeyって感じ。
日常シーンは完全に真人がいれば退屈することはないです。



今回はミニゲームやらおまけ要素が多いのが話題のリトバス。
まあそんなこんなありましていろいろなキャラやミニゲームも出てまいりました。
中でも小毬が外見と声がかわいいのですが
とりあえずなんとなく気に入った葉留佳シナリオへ。



ヤ、ヤンデレ!?ずびし!
おそらく共通シナリオ部分と思われる野球編から打って変わってヤンデレ化。
ストーリーが明るいところから突然暗くなるのはいつものことですが
このキャラの変貌はある意味今までになかったかもしれんです。
それにしても佳奈多の憎まれ口のむかつきようといい、なんだかすごいシナリオです。



葉留佳クリア。
うおぉー!はるちん最高!
シナリオはともかく、まずはるちんのキャラから素晴らしい。
というかデレが案外かわいくね?
恋色沙汰には意外と純情だったり、すぐ顔を赤らめたりと
デレの部分で見事にはまってしまいました。
エクスタシーやったらどうせだめなんだろうけど。
あと何故か指相撲の「えい、とりゃー」もかわいかったです。
でも私服がヘソ出しなのはどうかと(ぉ

シナリオも悪くないですね、非常にまとまってて個人的には評価○。
ただ、佳奈多はそこまで強く言う必要があったのかは少々疑問が残ります。
いくら葉留佳のことを思っての行動とは言っても
一般的に相手の自尊心をズタズタにするような言動を発した人に対して、同情や思い入れをしろといわれても少々戸惑います。
そう考えると仲直りの過程のかっ飛ばしといい、やはり詰めが甘いシナリオだったかもしれない。





続いて二週目。鈴の唐突終了エンドです。
まあ特に言うことはないのですが
二週目になって謙吾の変化を始め細かいところが微妙に変わりました。
いやぁ、実は一週目の時点で謙吾の印象はかなり悪かったので
それを補完する意味もあったのでしょうが
一週目って必要か?
と思います。
わざわざ一週目に謙吾の心象を悪くしなくても
始めからぶっ壊れてればよかったかと。
でもそうするとインパクトが足りないというのであれば
一週目は野球に参加しないにせよつっけんどんな態度を取らないでいるようにするとか。
やはりどんなに謙吾がテンションが上がっても真人に勝てないのが現実です。
でもやはりアホ謙吾は笑えますけど(ぉ


二週目の野球はまあ9人になっただけでだいぶ戦力も上がり、1点差で辛くも勝利。
練習も全てこなしてたわけじゃないのにね。





さてお次は美魚を攻略。


ウオーッ!何故不思議っ娘なんダッ!
普通の物静かなタイプだったら普通に萌えられたというのに
よりによって節々に不思議発言の目立つKey毎度おなじみ地味に痛い子でした。
外見も結構好きだったのに残念。

ただいま23日終了時点ですが、シナリオ自体はいくつかそれなりに伏線も張ってあって
なにやら色々深そうな予感がするので、期待が持てます。





美魚クリアー。

うーん、なんと言っていいのか。
とにかく惜しいシナリオです。
またいつものKeyのひとつとも言える、精神の病気もちタイプの子です。
もう一人の人格の美鳥との葛藤、美魚の罪の意識、記憶の曖昧さなど、非常にいい素材は揃ってる感じ。
さらに、全体的にうまくまとまっています。
プラスを言えば綺麗なシナリオなんです。

しかし、やはり表現しづらいのですが
感動が薄い
とでも言うべきなのでしょうか。
いくら綺麗なシナリオで綺麗に締めくくられていたとしても
それが感動につながるかどうかは別問題。(むしろ不幸のまま終わるほうが感動する場合すらある)
影が無かったり美魚と美鳥が同時に理樹の前に現れたりなどの
ファンタジーな展開はこの世界観においてはそれほど無理も無かった気がするのですが
ラストのシーンで綺麗に問題が収束してしまった分、プレイヤー側がどうすべきなのかがよくわからなくなり
置いてけぼりを食らったような感覚も味わいました。着衣水泳しなくてもいいじゃない。

コンクールの歌を見て、美魚のことを思い出すシーンは思わず感動しましたが
ああいう感動がラストに持ってこられれば非常にいい印象で終わったのではないでしょうか。
周りが美魚の記憶が変わっていく中、理樹だけが奮闘しているという盛り上がりはかなりよかったですし。
いい素材があり、いい展開を迎えたのに、ラストに盛り上がりが持ってこれなかった、
まさに惜しいの一言に尽きるシナリオです。
あと、少女時代の美魚は激しくかわいい。





続いてクドをクリア。

はっきり言って
色々意味不明。

平行世界に関わってると思われるラスト部分をたとえ抜きにしてもちょっとおかしいシナリオ。

まずシナリオのテーマがよくわからない。
前半部分で外見に伴わない自分らしくない自分に悩んでおきながら
後半部分になると全く別の話へシフトしてます。
結局どっちがメインテーマだったの?というか前半部分の問題は大して解決してないまま終わった感じ。
クドの気の持ちようだけで済ますのはプレイヤーとしては納得がいきません。

それともう一つ。クドが帰国するか否かについて。
グッドエンドは帰国を勧める方向になるのですが
クドの身を危険にに晒してまで、母親の安否を確認するためだけに(厳密にはおかえりなさいを言うためでもあるかもしれないが)
帰国を勧めるのは納得がいかない。
むしろ母親の身になって考えればクドが危険に晒されるくらいなら日本でずっと耐えてほしかったはず。
なのに帰国を勧めるというのはまさにその場限りの逃げであり、むしろ行動が幼稚に見えます。しかも一人で行かせるとは。
結果クドは酷い目にあってしまうわけですし。
まぁあの鎖に裸でつながれたクドは現実世界のことではないのでしょうけど。
しかしやはり私は陵辱系は嫌いなもので、酷い目にあったクドは見たくありませんでした。
Keyの中では珍しく、メインに近いシナリオなのにも関わらず、ガッカリダメダメワンコなシナリオだったと思います。

ちなみに、このような感想をクドクド愚痴を言うといいます。クドは今後使うよーに。





しかし、2人クリアした時点でこう本命が来ないから
カンフル剤的な意味で、Keyが気合を入れているであろうクドを攻略したのに
逆に期待を裏切られるってどういうことですか。

次は来ヶ谷を攻略するとします。





来ヶ谷クリア。

ようやく本命級キタァーー!!!
これこれ、こういうシナリオを待っていた。
話自体は恋愛がテーマで悩むのでそこまで重くはないのですが
夢と分かっていながら、一時の感情で先を求めてしまった来ヶ谷の苦しみを書いたシナリオ。
全然ノーマークなキャラだったので、これは予想外の感動。
世界の謎にも関わるような展開も見せたので、これは重要なシナリオでしょう。
もちろんまだ分からないところもあるのですが、それを抜きにして普通に名シナリオ。
理樹と思い出を共有できずに、夢から覚めていく過程が少しずつ描かれていて、何とも言えない辛さ、悲しさがあります。
最後のシーンの意味深な発言といい、これからのプレイにおいても重大な影響を与えそうです。
さぁプレイの士気があがってきたぞ!
次はモスキキン小毬ちゃんを攻略。





またヤンデレェー!?
個別シナリオに入ってしばらくしてもまあ何の波乱もないこと退屈だったのですが
スイッチが入った瞬間ヤンデレ化。目がヤバい目がw

攻略して思ったのですが、このシナリオでようやく過去のkeyっぽいシナリオ展開になってますね。
明るい子が裏で何か重たいことを抱えているというような。
リトバスが今までとは異色の作品なのはわかりますが、なんとなくプレイしていて懐かしい良い思いもします。



というわけで小毬クリア。
うぅーん、まぁ普通に良シナリオ。
シナリオ自体は死んだ兄の思いや、理樹がその思いを汲み取って作り上げる絵本など
非常に筋の通ってて、かつ無理の無いシナリオ作りになってます。

しかし、なんというか展開が普通すぎるというか
物足りない感がぬぐえないわけです。
星飾りの秘密や、小次郎じいさんの思いなど、伏線はしっかり回収しているにもかかわらず
回収の仕方が下手とでも言うのでしょうか、いまいち起伏が少ないというか
シナリオを象徴する大きなイベントのようなものが無かったのです。
美魚シナリオが起承転結の「結」が物足りなかったのであれば
小毬シナリオは起承転結の「転」が物足りなかったのです。
逆にそれ以外のところはさして問題は見当たらないので、この煮え切らない感がよけいにムカムカさせてしまうのでしょうかね。
あ、ちなみに小毬はもちろんかわいかったです。





いよいよRefrain。
鈴のシナリオがBADENDで終わり、物語の核心へと迫ります。

いきなり幼児化キタ━(゚∀゚)━!!!!!
鈴が病んでしまいました。さっそくKey色満載でお送りいたします。
と思ったらあっさり解決。こんなのでいいのか。


真人編。
これはひょっとしてギャグシナリオなのか?
全員真人に見えるって笑うべきか迷うだろうに。
まあ最後はそれなりに感動しましたが。


謙吾編。
え?もう終わり?
もう少しひねってもいいような、淡白としすぎなような。
剣道が重荷になっていただけではなくそこからの展開がほしかったところ。


そしていよいよ恭介。そして世界の終わり。
うおぉーい!BADENDかよ!!
せっかくここまで来たのだから個人的にはハッピーエンドで終わってほしかったのに
生き残ったのは理樹と鈴の二人だけ。そりゃ無いぜと思いながらスタッフロールを見ていたら
続きあったぁあああ!!イヤッホーゥ!!
何もかもハッピーエンドが好きじゃない私ですが
今回だけは全員幸せになってほしいと思ってました。
Keyならここで終わりもやりかねなかったので(AIR、智代アフター参照)素直に続きがあるのは嬉しいです。




Refrainクリア。
うおぉぉぉぉ!リトルバスターズ最高!!
最後はもう何も言うまい。最高のラスト。
5人でリトルバスターズとか言ってましたが
私は10人で初めてリトルバスターズだと思います。
全員揃って修学旅行で終わるのも最高。
もう最高しか言えねぇ。しょうがないじゃない、最高なんだもの。みつを。





さていつまでも最高最高言っててもしょうがないので総評。

シナリオから。
これだけ先ほどまで褒めちぎっててあれなんですが
詰めが甘い。
真人、謙吾のエピソードや個別シナリオなど「まぁ言ってることはよく分かるけど・・・」のようなものが多く見られました。
大まかに見れば全体的な評価は高いのでいいんですけど。

だーまえはよくやったよ・・・智代アフターの失敗も乗り越えてさ・・・
智代アフターが不評だったのを気にしてたんだろ・・・?
詰めが甘いとかいいじゃないか・・・Kanon、CLANNADみたいなハッピーエンドならお前らはいいんだろ・・・?

 いい
rァよくない

というわけでシナリオ面はいい部分と気になる部分に分かれてました。



絵。
いたるが担当してない絵のほうが全てかわいいです。
小毬と葉留佳も目を閉じて笑ってるのは問題ないですが
やはり目がネック。ほかの構造はさほど気にならないくらいになりました。小毬のノーパン以外。
しかしいたるがもし原画を担当しなくなった時、それは多くのkeyファンが離れるのを意味しそうであるし
リトバスくらいの担当度が一番いいのかも。
塗りが大幅に強化されていたのは○。
あとCG数もあと少しだけ多いと嬉しいのだが・・・
しかし、いたるも絵がだいぶうまくなってきたなぁ。



音楽。
これが案外いまいち。
OP曲はもちろんよかったんですが、その他の曲がもっとこう破壊力がほしかった。
特に盛り上がりの場面でAIRでいう青空のような、鳥肌ソングが無かったのが残念。遥か彼方はまぁおしかったかなぁ。
日常曲はなかなか楽しい曲が多かったですね。
BGM次第でシナリオは大きく変わって見えるので、押しが足りない理由のひとつに音楽の破壊力があるかもしれません。
全体的なレベルは高くてお気に入りも多いんだけどなぁ。



システム。
バグも見当たらず、選択肢による細かいセリフの変化など、細かく丁寧なつくり。
これは素晴らしい。
あとミニゲームON/OFFも確かに必要ですね。
始めはON推奨だけれども。
スキップも早いのがいいですね。



男キャラ。
真人は神。他がかすんで見える。
理樹は子供扱いされていたが気づいたら真人並に大人になってました。
恭介は大人に見せかけてまだ子供。おかげで謙吾と対立。
しかし謙吾は一番子供。二人のいがみ合いはまさに子供のけんかのよう。全部理樹を思ってのことなんだけど。
サブキャラのくせにラストは女キャラがほとんど出ないし
男キャラの濃さと存在感は他キャラを食う勢い。
リトバスは美少女ゲームとは決して名乗れない作品ですね。
でもこの色の濃さがリトバスの魅力だと思います。



ミニゲーム。
智代アフターのころからこういうのにやたらこだわりますね。

野球練習は面白い。
作りが粗くないのでほんのわずかなズレとかで打球の方向などが変わっていくし
実力次第でコンボがどんどん繋がるのは爽快。
私は31コンボが最高でした。

バトルは逆にダメダメ。
せっかく能力を上げても結局全て運要素。武器がいいのがこないと意味が無い。
しかも武器レベルがいくらあがっても次同じタイプの武器がこないと駄目。
結局自分でできることが何もなく、ロードの嵐。
くじ引きをやってるわけじゃないんだから、せめて武器は複数のものから選択できたりなど
実力要素を絡ませないと駄目でしょう。ただのロードゲー。

同じ理論で野球試合も全くダメダメ。
さんざん練習させといて試合はオートバトルってどういうことですか。
しかもどのくらい運要素が絡んでくるのか10回くらい同じデータ同じ打順同じ守備位置でプレイした結果
毎回お互いの点数はバラバラ、大勝のときもあれば大敗のときもあり。結局は運ゲーみたいです。
これなら真人に「お前らはEXILEか!」とツッコミをかましてるほうがまだ楽しいです。

その他のミニゲームはすごく細かいものなので日常パートを盛り上げるためのすごくいいアイテムになってたと思います。




〜お気に入り音楽〜
Little Busters!
RING RING RING!
魔法のアンサンブル
えきぞちっく・といぼっくす
目覚めた朝に
少女たちの午後4時半
ともしび
たったひとつの魔法の言葉
生まれ落ちる世界
遥か彼方
Alicemagic
雨のち晴れ
Song for friends
Little Busters!-Little Jumper Ver.-


萌えK点▼
小毬
葉留佳
クド
来ヶ谷
美魚
美鳥
佳奈多
佐々美




〜個人的ストーリー順位〜
 Refrain>>>来ヶ谷>小毬≒葉留佳>美魚>>>クド>鈴


〜個人的おすすめ攻略順〜
 鈴(1回目)⇒美魚⇒クド⇒葉留佳⇒小毬⇒来ヶ谷⇒鈴(2回目)⇒Refrain


おすすめキャラ
 井ノ原真人、少女時代の美魚





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