レコンキスタ
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ストーリー 8点 | |
システム 4点 | |
演出 6点 | |
音楽 7点 | |
萌え 3点 | |
総合点 8点 | |
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STORY
本州の太平洋沿岸に浮かぶ、海上ニュータウン――
そこは国際的な新興住宅地として開発された人工島だったが、
今では見る影もなく疲れてしまった場所。
そして現在、その街を舞台にして、
ある噂がまことしやかに囁かれていた。
夜中にニュータウンの中をうろついていると、
槍のような刃物を持ったセーラー服の少女が現れて、
首を刎ねられる――
通称、「首刈り女」と呼ばれるその都市伝説を巡って、
人知れず物語の幕が上がる・・・
コットンソフト第2弾。レコンキスタ。
前作とはうってかわってミステリーだかホラーだかそっち方向です。
血もドバドバ出そうな禍々しい雰囲気。
方向性を間違えてる気がしなくもないですが、プレイしていきましょう。
ヒィッ!?
やめろ、ヤメロォー!!
OPの入りが超KOEEEE!!!!
だって開幕首チョンパですよ。
血がぶっしゅーぶsshy¥あbssfdがtがあがたがたがたぶるぶるぶる
いやもし自分があのシーンをリアルで目撃したらトラウマ必至ですわ。
単純にホラーでスプラッターな怖さではなく、雰囲気に威圧された怖さと言えば伝わるだろうか。
得体の知れない雰囲気の中、真帆子を攻略しようと思います。
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・・・
ヒィィィイーッ!!
マホコ四肢切断やめrrおおおぉあああー!!!
もう真帆子シナリオで真帆子が幸せになる要素が見つからない。
一体俺はどうすればいいんだ・・・。
真帆子クリア。
何かもう色々言いたいことがあるわけだが
とりあえず謎多すぎ。
多分明かされない謎は他シナリオで明らかになるんでしょうが、
真帆子シナリオ自体が完結してないまま終わった感じです。
真帆子以外のキャラはもうどうなってもいい的な姿勢もいただけない。
特に詩菜と麻咲が死んでるっぽいのに何も触れられずエンドは駄目すぎる。
田村についても後半は放置だし。
それと、もう一つ意味不明なのが汐見の動機。
真帆子の骨髄が妹だからって、真帆子に妹の精神が眠ってるわけじゃないでしょ。
だから反魂の術を真帆子にかけようとしたって、ただ真帆子が『アクマツキ』から解放されるだけで、妹とは何も関係ないと思う。
汐見が狂信していて、真帆子に妹が宿ってると信じきっていたとしても
信哉までもが「真帆子が蘇る妹が蘇るか・・・!?」とか思うことは一切ないはず。
なんかそこら辺をごり押ししたまま終わらせてしまったような、そんな気がしてならないのです。
続いてクレハを攻略しますか。
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・・・
やられちまったよ・・・俺・・・
暮葉クリア。
真帆子の時とはうってかわって相当綺麗なシナリオだったわ。
槙野が最初、暮葉の殺人現場を見て、警察に言わないのはいくらなんでもおかしいだろってずーっとプレイしてて思ってて
流石に無理があるんじゃないのー?とかたかをくくっていたら
死にたいほど紅葉に依存しているっつー展開で締めを持っていくのは完全にやられたわ。
謎がある程度解けてる分、一週目よりストレス無く読めたし
何より信哉と展開がリンクしているってのが面白い。
ああ、こんなことが起きてるときに、裏では真帆子や信哉がこんなことをしているんだなー、
とか考えると、すげーワクワクしてくる。なるほどよく考えられたゲームですわ。
しかしサブキャラのぞんざいな扱いは相変わらず。
田村、麻咲、詩菜はマジで報われないだろ・・・。
まだ謎が多いので、最後に良い展開になってくれることに期待しますが。
それにしても、このルートはバッドエンドがいくつかあるんですが
このバッドエンドがゲームの真髄ってほど印象に残ります。
もみじの最後の台詞は怖すぎだろう。
攻略中に一見する価値は絶対ありますわな。
次は麻咲を攻略。
や、詩菜は最後に攻略するって最初から決めてるんで。
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うむ、非常にスッキリまとまっていて基本は良い感じ。
今までの展開上かぶる場面はナレーションの説明で済ますなど、色々気遣いが見えますな。
ただ、もう一捻りほしいんだよなぁー。
今までの二つの話に比べ、驚き部分が少ないので、どうも平坦さを感じてしまう。
また、思ったのが、麻咲が本の作者を知らなかった点について。
あれはどう考えても知ってるほうがよかったでしょう。
たった数日でいきなり槙野に惚れるのは早すぎだっていう点も
小説を書いた本人だって知っていれば非常に上手く説明がいく。
隠してるめぼしい理由も見当たらなかったし、何でそういう設定にしたのかがよく分からんかったです。
ま、それでも全然合格点ですけどね(ぉ
ラストは詩菜。
この人の声優は、さかハリの奈都希と同じ人なんですが
奈都希の時に感じた違和感をこちらではさほど感じないですなぁ。
似たような声を出してるんですけど、微妙な演技の違いというかなんというか。
奈都希の声の違和感も序盤だけだったんですが、詩菜は最初から違和感なく聞けます。
恐らく私の耳の慣れの問題なんでしょうが、不思議なもんです。
閑話休題。詩菜を攻略です。
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・・・
詩菜になじられるたびに興奮してる俺は
間違いなく正常な反応であるッ!!
チックショー、こんなツン娘がどうやって主人公にデレるのか見当もつかないぜ。
恐らく無理矢理主人公補正で持っていくんだろうけど、ツンデレ主成分の俺は何の問題もなくごちそうさまです。
何か汐見のことを良く言ってるのはストーリー上仕方ないにしてもちょっと嫌だけど、
早くデレ期に突入してにゃんにゃんしてくれないかなぁぁぁあああああああああ
なんてことを思いながら、どうせシリアスになるであろう詩菜ルートへ突入していきます。
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マヂキチッ!!
汐見がマジでキチガイじみてるからやめろ。
何と言うか、今まででも十分キチガイだったのに
このルートで本当に化けの皮が剥がれた感じ。
なかなか良い具合に頭がおかしいので、見ているこちらも汐見の描写には手に汗握ります。
汐見は懐かしき毒電波使いこと、月島拓也お兄ちゃんを彷彿させますな。
つーか汐見からも間違いなく毒電波が出てるだろ。
シナリオのほうは残念ながら良くない。
中だるみが半端ないです。
一山あってから、次に大きく展開が動くまでかなり時間がある上に、
その間に汐見のキチガイ行動以外特にすごく目を引くところがなく、こう着状態がずーっと続くのでかなり退屈。
病院に移ってからもなかなか展開が進んでいかないので、テンポの悪いシナリオになってます。
と思ったらラストがいきなり秀逸。
主人公がいきなり死ぬのも驚きだし、そこからの「禊ぎ」のシーン、そしてエピローグ。
墓参りの時のおまじないのフラグや魅せ方が非常に上手く、携帯の伝言まで伏線だったのは全く気づかず。
ラストが秀逸だった分、中盤をどうにかしてほしい惜しいシナリオでしたなぁ。
あと詩菜と汐見は両方頭悪いですよね(ぉ
何故か詩菜を妹だと思い込む汐見と、それに乗る詩菜。
この二人の行動は最後まで解せなかったなぁ。
さて、4人攻略したとこで、新しい章が出てきました。
スペース的にさらにもう一つ章があるようで・・・。長いなこのゲーム(ぉ
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フォォォオオー!
展開が気になって二章と三章まとめてクリアしちまったぜェー!!
つーわけでコンプしました。
何かもう実にすっきりしてます。そのくらいエンドは爽快だった。
いや、爽快と言うと語弊があるかもしれないのですが、とりあえず終わり方が実に良かった。
なんだ、もう一言で言うと面白かったわけだ。
二章が明らかになってない過去編、三章がそれを踏まえての、トゥルーストーリーとなってるわけですが
二章はまぁ、明かされなかった謎を解き明かすだけなので置いといて、素晴らしいのが三章。
視点が変わるだけで同じ展開でも全く飽きないのは驚き。
ラストの反魂樹を燃やすシーンはマジでアツイ。
さらにトドメでそれぞれの数年後を書いて、本当に後味の良いラストですわ。
総評。
まさに魂の力作。
細部は置いといて、とりあえず純粋にレコンキスタという作品を楽しめました。
スプラッターな展開満載かと思いきや、意外な方向で良さがでてきて
かつ視点がコロコロ変わるのも上手く生かせて、飽きさせない展開を意識された作品だったな、と思います。
一方、何もかも完璧だったかと言うわけでもなく・・・。
やはり汐見関連が雑でした。
妹への執念はいいとして、
反魂について調べる過程、工事の妨害工作、もみじや真帆子誘拐などなどあげればきりが無いのですが
それらのことを全て一人で、かつ完璧にやるってのは無理がある。
さらに、汐見の精神面もどうかおかしい。
妹蘇生のために真帆子、詩菜を狙う理由も弱いし、何より悠絵の魂が突然目の前に現れる理由が納得の行く形で説明されてないのは痛い。
ただ現れて、当たり障りの無い会話をするだけなら、本人の想いだけでなんとかなるでしょうが
悠絵が骨髄バンクに登録したいとか言い出しちゃうのはダメダメ。
そこまでくると、汐見の妄信的な想いとかを超えて、世界観の逸脱まで来ちゃうからね。
もちろん最後の汐見が自分で禊ぎをするのも、イマイチです。
システム。
年表は良いです。
視点が二転三転する上に、何度も同じ時系列を進むので
このとき何が起きてるのか、といったことがざっくり思い出せて非常に便利でした。
ただ、簡素な環境設定や、レスポンスの悪さやバグといったところはやはり軽視されてます。
誤字脱字。
うーん、多いです。
パッチを当てても全く直らず。
ボイス。
まさかの男性ボイス無し。
ゲームの性格上、かなり必要なところだと思ったが・・・。
こういうシステム的な部分が軽視されてるのは、ゲーム的に痛いですなぁ。
魂の在り処について。
このゲームにおいて、死んだら人はどこへ行くの?という疑問が最後まで付きまといます。
もし、あなたが本当に人を蘇らせる術を手に入れたなら、どうしますか?
その答えは人によって様々でした。
汐見は全てを失ってでも妹を蘇らせようとし
裕輔は魂は生きた人の心に宿ると信じ、それをもみじにも伝えました。
なら、真帆子、詩菜、麻咲だったら、どうしたでしょうか。
具体的な話は出てませんが、3人とも恐らく、何かの代償と引き換えに、反魂の法に手を染めていた可能性は十分にあります。
そして、何と言っても暮葉。
彼女は反魂の法に手を染めた人物。そして、彼女の口からは死んだら人はどこへ行くのか、という答えが語られることはありません。
彼女が背負っている十字架は、あくまで「禁を犯した罪」であり、魂を復活させたことではないのです。
この話の中で、魂の復活の良し悪しは、最後まで結論が出されていません。
何が正しいかなんて、存在しないかもしれない、そのような余韻の残し方をしています。
もし、あなたが、反魂の法を手にしたとしたら、どうしますか――――。
音楽。
これがレベル高め。
雰囲気に合ったナイスな曲の数々。
そして魂震えるOP。
危機的な状況の音楽がもう少し心に残ればなおよかったんですけどね。
〜お気に入り音楽〜
Port Island
ambivalent
散りゆく紅葉
歩く速さで
プロムナード
とおりゃんせ(オルゴールver)
葬送曲
Reconquista(オルゴールver)
忘れえぬ情景
Reconquista
声が聴こえる〜Calling you〜
〜個人的ストーリー順位〜
門を叩け、さらば開かれん>暮葉>>>麻咲>詩菜≒尋ねよ、さらば見出さん>>真帆子
〜個人的おすすめ攻略順〜
真帆子⇒暮葉⇒麻咲⇒詩菜⇒門を叩け⇒尋ねよ
おすすめキャラ
春日井詩菜、吉森麻咲、上条裕輔
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