何故けいおん!!は見ていて寂しい気分になったのか
けいおん二期も無事終わり、色々考えることがあったので。
特に今まで強調してきたことはないのですが、けいおん二期は全部見ました。
一期は唯の入学〜二年生の終わりを14話でやるという、短距離走的な展開だったのに対し
二期は三年生を丸々26話使うという、贅沢な方式でした。
で、語りたいのはやっぱり二期。
一期とは何かが違うのは言わずもがなでしょう。
ズバリ、シリアスが多い。そして暗い。
何故、けいおんを見て、陰鬱というか、センチメンタルな気分になってしまったのか。
結論から言ってしまうと、全部あずにゃんのせいです。
第1話にて、梓が「新入部員なしでこのまま5人でやりたい」と言った瞬間から、問題が提起されてるのです。
まあ言わなくてもわかるでしょうけど、迫る先輩たちの卒業に梓がどう立ち向かうかです。
けいおん二期は、梓視点の場面が多く、梓視点の時は必ずこの問題がそびえます。
さらに結論を言ってしまうと、この問題は解決されます。
その解決方法について考えてみると、色々興味深いのです。
あずにゃんの二年生時の状況を整理してみよう
・後輩がいない
・同級生の部活仲間がいない
・先輩があと一年で卒業
・部活内では仲間がいる
・部活外に仲間がいない ←これ大事
ここで言う仲間というのは、ただの友達とかそういうレベルじゃない仲間です。
梓には、HTT以外の仲間がいないのです。
だから、先輩たちの卒業=梓ぼっち化 という公式がいとも簡単に成り立つわけです。
多分、これだけ言っても「梓には憂と純がいるじゃん」という反論がなされることでしょう。
残念ながら、梓と憂と純は、二期スタート時はまだ仲間と言えるほど仲が良かったとは思えないです。
何故なら梓が先輩たちに依存しきっているから。
現状のけいおん部だけが自分の居場所だと思っている梓にとって、憂と純はただの友達止まりです。
第5話において、置いていかれる純
第5話は、いわゆる下級生組回でした。
修学旅行へ行ってしまった先輩たちと、お留守番の下級生たちの話。
ここでも梓は先輩たちにベッタリです。
別に露骨にそういったことが描かれていたわけじゃないですが
まあ見れば分かります。
その他にも唯から届く無駄なメール。
先輩らしさはないものの、距離の近さを演出してます。
純は、ジャズ研の先輩と仲が悪いわけではないですが
まあ言っちゃえば普通の先輩後輩の関係。
この二人の対比は冒頭で二人に届いたメールの違いでハッキリ表れてます。
ただ、ここではまだ、けいおん部<ジャズ研の力構造になってますね。
しっかりした先輩を持つ純は羨ましい!みたいな感じで描かれてます。
ところが梓と純の違いが明確に出てくるのが、次のお昼のシーン。
幻のゴールデンチョコバットを純が手にしたとき、憂の元には唯からのメールが・・・。
純が写真を撮ってもらおうとしているのに、そっちのけで梓と憂は唯からのメールを楽しむ。
一見ギャグに描かれているこのシーン、純にとっては実はとても重いのです。
だって、純にとってみれば、友達二人が共通の話題で盛り上がってる中、一人構ってもらえないんだもの。
しつこく強調される先輩と後輩の関係
次のシーンはジャズ研の部室。
純に招待されて入ったジャズ研の部室に感動する梓。
これは別に裏の意図とか関係なしに、シンプルにけいおん部とは違うんだ!ってのを出してきてます。
大量の楽器、トロフィー、純の台詞からも分かるように、ジャズ研は本当に音楽で競い合ってる感じです。
と、ここで純が席を外しているうちに、ジャズ研の一年と梓が遭遇します。
梓にとって後輩とのコミュニケーションは初めてのことです。
このシーンでは描かれることはありませんが、最初に提起した、梓の卒業に立ち向かう問題を意識する遠因になったりします。
で、ここで後輩の発言。
「純先輩から言われてたんです。けいおん部にすっごくギターの上手い先輩がいるって・・・」
うわぁ、純ちゃん良い子すぎる。
何が良い子って、純は決して梓を悪く思っていないということ。
梓が無意識のうちに純と少しだけ距離を置いて、けいおん部ベッタリなのに対し
純は梓のことを本当に親友だと思っている(もしくは思おうとしている)のです。
なのにこのことにまだ全く気づかない梓。
やっぱり元凶はあずにゃんなのです。
で、後輩に指導することになった梓。
緊張しながらも、予想以上に上手に教え、後輩から尊敬されます。
一方純。
梓の指の体操が上手く出来ません。
そして憂は、指の体操を難なくクリアー。
またしても純だけ置いてけぼり。
ある程度距離を置いている先輩後輩関係も、バッチリ明るみに出ます。
純の最後の「ウソ!」のギャグのスベリは、純のリズムが上手くいっていないことの暗喩じゃないかと思います。
ドーナツ事件と純の一撃
そんなこんなで憂の家に泊まりにきた二人。
純は以前から食べてみたかったドーナツを手土産にします。
しかし、憂の作った膨大な料理に加え、梓までお寿司を持ってくるという体たらく。
当然お菓子のドーナツは遠のいてしまいます。
ここでも、純はうまくいかないのです。つーか今んとこ一度もうまくいってないです。
しかし、そんな純ちゃんに光明が。
ドーナツを全部一口ずつ食べて寝転がるシーン。
梓との何気ない会話ですが、ここが光明です。
とはいっても梓にチョコドーナツを勧めるだけなんですけど。
でもそのチョコドーナツを食べて「美味しい」と思わずつぶやく梓。
そして、純の言うとおり、ドーナツ一つ食べ切ってしまいます。
でもこの何気ないやり取り、初めて純の思い通りに事が運んだ瞬間でもあります。
思わず手放しで喜びたい・・・・・・・・・・・・と思ったら最悪のタイミングで唯からのメールですよ。
再び梓と憂、二人で楽しんでしまい、仲間はずれにされる純。
そりゃ無意識にでも鬱憤は溜まります。
で、純の取った行動は、梓に頭突きです。
いや、わざとやったわけではないですが、投げやりになっている様子はハッキリと描かれてます。
一人だけ蚊帳の外にいる気分が、自然と行動を大雑把にさせて、結果的に梓の顔面に一撃を加えることとなったのです。
ちなみにこのとき、純は謝りません。
これも無意識でしょう。
でも、別に純が梓のことを、梓が純のことを嫌いなわけじゃないんですよ。
言ってしまえば、仲良し同士のすれ違いみたいなもんです。
露骨な純の仲間はずれ化
というわけで純は先に寝ます。
梓と憂、二人でお話。
ここで先輩とは学年が違うってことを少しだけ意識する梓、はまぁ一応伏線なんですが、ここでは置いときます。
次の日遊びに行く約束をする二人。
相談に加われない純は、普通にまず仲間はずれです。
朝、歯磨きのシーン。
憂、梓は普通に歯磨き粉を使います。
ただ、純だけは、歯磨き粉が無くなり、頑張って出そうと苦戦するも、結局新しいのを使うことに。
仲間はずれです。
髪型セットのシーン。
二人はまあそれなりに髪型セットを終えます。
しかし、純だけは雨による癖毛の悪化で、髪型が決まりません。
仲間はずれの連発です。
さらにこのシーン、梓の髪質に対して純が露骨に羨ましがります。
ここでの「日本人形」ネタはまさかの最終話で回収されるのですが、ここでは直接関係せず。
とにかく純は、梓に対して妬みの感情を持ち始めてしまいます。
すれ違いの結果、純は漫画へ逃避 そして狂い始める梓のリズム
こんだけ純にとってうまくいかない要因があれば、純が無気力になるのは当然かも。
純は漫画を読むことに夢中になり、ついに梓とのコミュニケーションを一時中断してしまいます。
ここで梓が「友達なくすと思うよ」とバッサリ言いますが、原因はあずにゃんなのを自覚すべきです。
で、この少し前の、朝、雨が降るシーン。
実はこれ、梓のリズムも狂い始めているのを表してるように思えます。
本当は動物園に行きたかった梓。
でも土砂降りの雨でとてもじゃないけどいけない。
ここで梓は純に何かすることないかを提案するも、純はもう漫画の世界へ。
梓からしてみれば、あっちもこっちもうまくいってないわけです。
そして、唯からのメールを見て、楽しんでいる唯に対し、楽しめてない自分に気づく。
梓も純も、うまくいってないわけです。
6番目はトンちゃん?憂?純?誰でもない?
バッティングセンターにて、天才的な能力を見せる憂。
これは明らかに唯とかけてます。
今まで意識しなかっただけで、憂と唯がとても似ていることを梓は感じ取ります。
けいおん部ベッタリの梓は、唯がいないことにどこか寂しさを感じていたんでしょう。
でも、憂がいることに気づくのです。(厳密にはここで気づいたわけではなく、無意識なやり取りの中で次第にという感じ)
ちなみにこのホームランは、梓と純、二人のリズムを少し取り戻します。
今日初めて起きたおめでたい事、憂に対する二人の認識の一致です。
一方で純。
野球漫画の「6巻」を探します。
ここで6巻というのが大事なところ。
もちろんけいおん部における、梓の同級生or後輩(6人目)とかけているわけです。
実際6人目はいないわけで、ここで6巻がないのもそれを表しています。
結局漫画は、トンちゃんの水槽の下にあったわけです。
これはトンちゃんが6人目ということ?
それとも、見つけた純が6人目ということ?
トンちゃんを思い出すきっかけを与えた憂は6人目じゃないの?
色々あるとは思いますが、答えは多分ないです。
幻の6人目という存在をアピールしているわけです。
そして下級生組は仲間へ
無事にトンちゃんに餌をあげた3人。
でも雨はやみません。
そこで、純がセッションをしないかと提案します。
梓はそれに乗り気。ここで初めて二人のリズムが合います。
さらに梓は、先輩たちがいなくても、三人で楽しいことが出来るということに気づきます。
だから一番乗り気なのです。
無事三人でセッションを終えると、雨があがります。
これはもちろん、梓や純の心が晴れたことによります。
そこへ来る唯からのメール。
今度は純も加わり、三人で笑いあいます。
これにより三人の、特に梓と純のぎこちない関係は終わりを迎え、
梓は三人が本当の仲間ということを無意識に意識します。←日本語がおかしいのはわざと。
第5話で言いたかったこと 京アニの姑息な演出 あずにゃんは一人でネガティブになってるだけ
なんかすげー長くなっちゃったんですけど、つまり第5話で言いたかったことは
梓にはHTT以外にも仲間がいるからぼっちにはならない
ということです。
第5話だけでそう断定するのはもちろんまだ早いです。
でも、下級生組が仲間だというのを印象付けているのはこの第5話なのです。
先輩が卒業しても、梓には仲間がいるのです。
でも、この5話以降も、梓視点で、卒業に立ち向かう問題は常に強調され続けます。
話を一番最初の最初に戻しますが、そもそもこれだけ長く5話について語ったのは
梓が卒業にどう立ち向かう問題について語るためです。
まぁ、梓は大丈夫です。
その大丈夫な根拠として、下級生組が仲間だからってことが言いたかったわけです。
5話でいきなりこんな話を作っておいて、京アニはその後しつこくしつこく梓視点で話を広げ、視聴者を不安にさせるわけです。マジ姑息。
でも、5話を考えてみると、梓がぼっちになるわけがないんですよね。
しかし、実はこんだけ長いこと論じといて、一つ重大な問題があるんです。
それは、梓が卒業後も仲間がいるから大丈夫ということに気づいていない事です。
だから梓視点はあんなに陰鬱としてるんです。
だからあんなに不安になっちゃうんです。
それがよくわかるのが、第13話と第16話ですね。
第13話「残暑見舞い!」から表面化するあずにゃんの鬱
多分けいおん全話の中で、一番気持ち悪い話なのが13話。
簡単にあらすじだけ書くと
あずにゃんが寝る→夢見る→起きる→夢見る→起きる・・・・・・
といった感じで、現実か夢か分からなくなるような演出の話。
けいおんの中では異色というか、明らかに浮いた話。
もちろん梓視点ということで、非常にネガティブな話。
夢の内容は、梓が抱くそれぞれの先輩のイメージを表しています。
そして、夢に挟んで、梓が先輩以外の部員がいないことを意識します。
さらに夏祭りのシーン、梓は先輩たちとの交流が夢ではないのかと不安になり
ラストでは、ついに明確に先輩たちがいなくなることを自覚します。
いやいやいやいや、ちょっと待ってください。
前述の通り、あずにゃんが独りになることは、ただの杞憂なことは分かってるんですよ。
しかも、13話では純が来年条件付でけいおん部に入ることまで約束されてるんです。
なのに、あずにゃん視点で独りになることを不安がらせ、視聴者を煽る。
京アニマジ鬼畜。
第16話「先輩!」も純ちゃんマジ天使 なのにあずにゃんはまた勘違い
16話もあずにゃん話。
自分を取り戻そうと梓が色々と奮闘する話なのですが、そのきっかけが純の言葉なんですよ。
「梓・・・変わったよね」
この言葉、梓にとってはショックだったらしく、いつの間にかけいおん部のペースに馴染んでた自分を反省します。
でもこれ、純は梓を奮起させるために言った言葉だったんでしょうか。
答えは「No」です。
何故なら純は、5話や13話で分かるように、明らかにけいおん部に対して、羨望の思いがあります。
そして、梓に対しての変わった発言。
どう考えても良い意味です。
そして、梓のことを良く見ている証拠です。
純ちゃん友達想いすぎるだろ・・・。
なのにあずにゃん。
純の想いは読み取れず、一人で空回りを続けます。
でもこれ、ある意味プラスと捉えられるんですよね。
何故なら梓がけいおん部に染まることに抵抗を抱けば、それだけ先輩たちへの依存度が減るから。
ま、そんな上手くいくもんじゃないんですけどね。
唯「見つかってよかったね、あずにゃん」←実はよくない
16話のオチは、梓が唯に「あずにゃんはあずにゃんだもん」と言われることで、
変わった自分が必ずしもマイナスではないということに、気づくというもの。
そして、変わった自分を肯定的に捉えていこう、という前向きな話です。
ただ、今問題としているのは、あずにゃんが憂と純という仲間がいるということをまだ自覚していないことなんです。
つまり、言ってしまえば、あずにゃんは前の自分を取り戻したほうがいいんです。
なのに、ラストでけいおん部に染まった自分を肯定してしまう。
このせいで、あずにゃんぼっち化への不安がますます強調されてしまうわけです。
16話の最後で、キーホルダーを見つけた梓に唯が「見つかってよかったね」と言います。
これはもう、明らかに「本当の自分が見つかってよかったね」というのとかけていますね。
良くないんです。あずにゃんは自分を中途半端に見つけてはいけないんです。
本当の自分を見つけるなら、仲間がいることまで見つけないといけないんです。
こうして視聴者の不安は、また一歩前進するのでした。
22話で救われる視聴者・・・・・・と思いきや迫る最終回の演出
22話は受験回と見せかけて下級生組の話。
梓、憂、純の3人がチョコレート作りに励みます。
ここで注目すべきシーンが、モコモコスリッパの取り合い。
一つしかないあったかスリッパを、梓と純が二人で片足ずつ使います。
もうこのシーンだけで目頭が熱くなりますわ。
完全に梓と純は仲間です。
ここ以外にも、梓を励ますシーンなど、色々と絆が強調されてます。
いやーあずにゃんは周囲から愛されてて良かった良かった・・・・・・と思ってたら後半の手のひら返し。
卒業していってしまう先輩のことを考えてしまう描写が前面に出されるので、またまた梓がぼっちになるのではという不安にかられてしまいます。
いや、何度も言うけどそんなことないんだよ!
でも、最終回まで近いこともあり、露骨な鬱描写。
これはもう誰でも不安になるでしょう。
寸前まで下級生描写を引っ張っておいて、卒業と同時期に解放してくるとは、とことん梓視点で話を作りたいようです。
天使にふれたよ!
そんなこんなで、最終回でしっかりと梓の鬱は晴れるんですね。
いや、最終回まで晴れないといったほうが正しいかもしれない。
具体的なことは何も言われてないけれど、最後の演奏は「これからも一緒だよ」というメッセージが込められてたし
何よりあずにゃん自身の成長と、梓憂純の関係まで描かれていて、もはや主人公は誰だよ状態。
しかし、最終回の後の番外編その2にて、梓は来年に向けての行動を開始してることが判明しますね。
となると、最終回以前に、もう梓は心の鬱が晴れていたことになる。
となると最終回の捉え方も若干変わってきますね。
梓の涙は、来年に向けて動いていたけれど最後にやっぱり名残惜しくなってしまっただけという、実はそこまで重くない涙ということになります。
それでもいいでしょう。「天使にふれたよ!」オンリーで梓の鬱方面を回収したのではなく、
それまでの積み重ねで自然に梓がとっくに成長していたという展開でも、何も問題はないはずです。
てなわけでこのラストに救われる展開のために、けいおんに合わないネガティブ描写を永遠とやってたわけです。
だからけいおんは見ていて寂しい気分になった。
個人的には、まあ良かったといえば良かったのだけれども、もう少し上手くできなかったかなーって気持ちもあります。
だってそういう卒業に立ち向かう為の描写が、全部あずにゃんに押し付けられてるんだもん。
ちょっとだけ澪はあったかもしれないけど、ムギ、唯、律が卒業というものに対して悩む描写はほぼゼロ。
ここらへんはもうちょっとフラグをばら撒いておいて欲しかったかな。
ラストの天使にふれたよで全部そういうのは回収できるんだから。
先輩組の、精神の成長がさほど描かれなくて、強くてニューゲーム状態だったのは残念。
それでも、あずにゃんサイドは非常に良く描かれていたからまあ良かったかな!
そういった意味で、けいおんのMVPは恐らく純ちゃんなんじゃないかと思う。
それにしても面白いのが、先輩組も後輩組も、お互い内緒で練習をしていたということ。
先輩組・・・梓に内緒で「天使にふれたよ!」を練習。
後輩組・・・先輩には内緒で新歓ライブに向けて曲を練習。
両方とも音楽室で練習していたんでしょう。
となると、普段の部活→帰る→帰ったふりをして集まる→練習 の流れが普通だと思いますが
一度もお互い鉢合わせしなかった。
恐らく後輩組は3年生が登校しなくなってから音楽室をこっそり使い始めたんでしょう。
となると、先輩組は、登校義務がある頃、つまり、受験期に「天使にふれたよ!」を練習していたことに。
お前ら勉強しろよ。
でも、後輩組が個人的に好きな私にとっては、梓憂純の3人がセッションして終わりっていう締め方は好き。
というか製作者もあずにゃん大好きなんだろうね。
さぁて、視点を考察したところで、もう一度最終回と番外編その2でも見て、余韻にでも浸るとしよう!
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